「Mikiko’s Room」の記事一覧(319件)
由美と美弥子 31575view
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太い腕に伏した顔で、目だけがこちらを向いた。「どう? あなたより、10歳も年上の女の身体よ。 おっぱいも垂れて、お腹にも皺が寄ってるでしょ? でも、ほら。 ここはこんなに」 わたしは両脚を開き、股間に両手を伏せた。 血管の浮いた手の甲が、左右に別れる。 狭間に、真っ赤なクレバスが覗いた。 ねらねらと濡れ光っている。 吉崎さんは、目を離せないようだ。「ほら、クリも」 わたしはクリトリスを剥き、見せ...
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由美と美弥子 315512view
まさか……。 ご主人の幽霊が来ている? いや。 そんなわけはない。 あるはずがない。 しかし、好奇心を抑えられなかった。 震える手で引き戸をそっと滑らせ、隙間を作った。 仏壇の前の吉崎さんが見えた。 幽霊は……。 見えない。 幽霊だから見えないのだろうか。 いや。 幽霊など、最初からいないのだ。 畳には、缶ビールの空き缶が転がっていた。 しかし、床に散らばっているのは、空き缶だけではなかった。 ...
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由美と美弥子 31549view
■ いつものように昭夫を送り出し、ひとりになった。 こんなとき思うのは、やはり吉崎さんの気持ちだった。 ほんの数ヶ月前までは、吉崎さんも、わたしと同じような毎日を送っていたはずなのだ。 しかし、ご主人に膵臓癌が見つかり……。 それからはあっという間だったという。 未だに信じられない思いがあるのではないか。 ひょっとしたら今日もすでに、ビールの缶を開けているかも知れない。 いくらなんでも、そんな毎日...
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由美と美弥子 315224view
「この部屋の間取りと一緒だから、奥の和室よ。 何にもないがらんとした部屋に、箪笥が置いてあって……。 その上に、縦長の大きな箱。 吉崎さん、真っ直ぐその箱の前に立って……。 観音開きの扉を開いたの。 途中から予想できたことだけど……。 お仏壇だった。 木の匂いがするほど真新しいの。 中に、写真立てがあって……。 『主人です』って。 亡くなったの、2ヶ月前だって。 四十九日が終わったばっかり。 もち...
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由美と美弥子 31509view
■ 帰っていきなりの交合を終え、2人で風呂に入り、食卓に着く。 心づくしの手料理が並ぶ夕食だ。 戸惑うほどの幸福感が、心を満たした。 夕食は、ダイニングテーブルだった。 2人用の小さな丸いテーブルだ。 ちゃぶ台の脚だけが伸びたような形だった。 椅子は2脚だけ。 本来なら、向かい合って座るものだろう。 しかし、わたしたちはそうしなかった。 2人の向く方向が直角、いやそれより狭くなる位置に座った。 な...
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由美と美弥子 31496view
志津子の尻を掴んで、不安定な姿勢を支えながら、陰茎のパイルを真下に撃ちこむ。「ひぃぃぃ」「いいか? 志津子、いいのか?」「ぃ……、いい。 いい。 いい!」「イ……、イケそうか?」 両腿がパンパンに張って来た。 態勢を保つのが限界に近づいて来た。 志津子にもそれがわかるのだろう。 わたしの動作を助けるため、自らの尻を稼動させた。 振り立てる。「あひぃぃぃぃぃ。 ひぃぃぃぃ」「志津子ぉぉぉ」「叩いて...
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由美と美弥子 31473view
わたしは手提げカバンを框に投げ出すと、チャックを引き下げる。 いつもは、トランクスの前開きから陰茎を捻り出すのだが……。 昂奮の案配によっては、ズボンごと下げたいときがある。 その前に、背後のドアに鍵を掛ける。 宅配員にでも開けられたら事だ。 志津子にも、ベルトのバックルを外す音がはっきりと聞こえているはずだ。 ズボンが下まで落ちた。 トランクスを引き下げる。 カッターシャツの裾から、陰茎が突出...
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由美と美弥子 31457view
■「お隣の吉崎さん、あなたに気があるんじゃないの?」 夕食のテーブルだった。 憧れだったという専業主婦になった志津子は、毎晩、心づくしの料理を用意してくれていた。 買って来た惣菜を並べたようなものではない。 食器棚には、レシピ本が並んでいた。 まさに、新婚夫婦の食卓だ。「美味しい?」「うん」 最初は気恥ずかしかった会話にも、すっかり慣れてしまった。 実はわたしも、吉崎さんの妙な態度には気がついてい...
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由美と美弥子 31446view
式こそ挙げませんでしたが……。 事務員の志津子と結婚したことは、会社には報告してあります。 曲がりなりにも新婚です。 さほど遠方でないとは云え、通勤できる距離ではありません。 新婚早々、単身赴任になってしまいます。 そのあたりのことは、社長もわかっていたようで……。 志津子も一緒に、工場の事務職として転勤してもらいたいとのことでした。 新しい土地に趣くことには、まったく抵抗がありませんでした。 ...
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由美と美弥子 31423view
そして……。 気がついたときには、中段回し蹴りが女の脇腹に決まっていた。 女は、全身を“く”の字に曲げたまま横歩きし……。 園路を外れた芝生の上で転倒した。 仰向いた顔に意識が無いのは明らかだった。 そこに、女の名前を叫びながら現れたのが……。 封書の差出人、昭夫だった。 そうだ。 女の名前は、志津子。 その志津子が気づくまでの間……。 昭夫から、長い身の上話を聞くことになったのだ。 そうそう。...
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由美と美弥子 31405view
「でも、ほんとに吹っ切れるの、彼のこと?」「……。 難しいわね。 別れるとなって初めて……。 抜き差しのならないところまで踏みこんでたってことが、痛いほどわかったから」「さっきとずいぶん、言うことが違うじゃない」「もう、バレてもいいから」「何が?」「彼をどれだけ愛していたか。 いえ。 愛しているか。 今でも」「別れないってこと?」「別れるわよ。 永遠に。 この歳で捨てられて……。 残りの人生を、ひ...
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由美と美弥子 31390view
男がダイニングテーブルに戻ると、もう新しいグラスが用意されていた。「シャンパン、開けてちょうだい。 ポンって飛ばして」「その開け方、マナー違反だそうだよ」「いいじゃない。 お店じゃないんだから。 クリスマスのとき、いつも父親がやってくれてたの。 子供のころ、1年で1番、わくわくするイベントだったわ」「天井にあたったら、傷が着くかも知れないよ」「いいわよ、どうせ石膏ボードなんだから」「それじゃ」 ...
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由美と美弥子 31373view
冷蔵庫には、350mlのパックごとビールが冷えていた。 男は、テーブルを振り返った。「飲む?」「そうね。 1本、いただこうかしら」 男は、缶ビールを2本携え、テーブルに戻った。 プルトップを開け、女性に渡す。「ありがとう。 それじゃ、乾杯しましょう」 男もプルトップを開いた。「何に乾杯するの?」「それじゃ……。 素敵な脅迫者さんとの出会いに」「はは。 まだ脅迫者なわけ?」「だって恋人じゃないでし...
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由美と美弥子 31358view
男は、痩せた尻に両手を掛けた。 腰骨の尖りを手の平に感じる。 しかし、薄い肉は暖かかった。 生きている。 自分も、この女も。 男は生の喜びを、女の胎内深く突きこんだ。「あひぃ」 突く。 突く。 突く。「あが。 あが」 昂奮が、男をあっという間に沸点に引きあげた。「で、出る」 男は、腰を捻って陰茎を抜いた。 女性の尻を軽く叩く。 これでわかるはずだ。 あのときの彼氏がやった仕草だ。 思ったとおり、...
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由美と美弥子 31345view
「カーテン、開けっぱなしはマズかったわね」「でも、開けてたから昂奮したんじゃないの?」「それは言えてる。 彼が、あんなに一杯出したの、初めて見たもの」「ぼくも出したい。 あの彼氏と同じことをして」「あらあら。 晩餐は?」「後回し」 男はソファーを回りこむと、後ろのカーテンを開けた。 窓の向こうに、自分のマンションが見えた。 単身者用のマンションなので、住人の帰りが遅いのか、明かりの灯る窓はわずかだ...
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由美と美弥子 31326view
「……」「どうしたの? これが、いつもわたしがしてる格好よ」 女性は全裸になっていた。 ムームーの下には、何も着けていなかったのだ。 細い首の下に、鎖骨が浮き出ている。 その下には、無残にひしゃげて垂れた乳房。 俗に干し葡萄と云うが、まさにその色にくすんだ乳首。 乳首の位置は、鳩尾の高さまで下がっていた。 骨張った骨盤を、筋の立つ細い脚が支えている。 女性らしいまろやかな曲線に乏しい身体だった。 ...
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由美と美弥子 31302view
■ 翌々日。 男は夜を待った。 その日は、花屋の営業日だった。 営業が終わるのは、18:30。 惣菜を買って帰るから、夕食を食べずに、19:30分に来てくれとのことだった。 男はこの日も、部屋で仕事をしていた。 ときおり窓から、向かいのマンションを眺めたが……。 もちろん女性の部屋には、カーテンが引かれたままだった。 19:25。 男は部屋を出た。 女性のマンションまでは、直線距離で100メートル...
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由美と美弥子 31298view
■ 季節はいつしか移ろっていた。 二回りも年上の女性との愛人関係が、男に自信を与えていた。 仕事面でも、いい意味の余裕が出てきた。 クライアントからは、うちに入社しないかという話までもらった。 もちろん、今の気ままな暮らしを手放すつもりはなかった。 しかし、考えてみれば……。 「愛人関係」と云うのも妙だ。 なにしろ、どちらも独身なのだから。 「愛人関係」にあるのは……。 女性と若社長だ。 最初に、...
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由美と美弥子 312732view
「早く入れて!」「変態!」「もっと言って!」「変態ババア」「ひぃ」 男は、溶け崩れた陰唇に亀頭をあてがった。 あてがうだけで、先端がズブリと埋まった。 襞が絡みつく。 体重を載せる。「ひぃぃぃぃ」 互いの恥丘が密着した。 陰毛同士が擦れ合う。 これが交合だ。 男は、女性の胸に上体を重ねた。 女性が、下から抱きつく。 背中に、女性の脚が巻きつくのを感じた。 締めつけられる。 膣外射精が出来ない体位だ...
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由美と美弥子 31256view
「20度の室温じゃないな」「でしょ。 こんな部屋でまた一戦したら、汗まみれになっちゃうわ。 髪まで洗わなくちゃならない」「するつもりなわけね」「あたりまえでしょ。 こんなの見たら」 女性は、男のバスローブの裾をはだけた。 勃起した陰茎が飛び出す。「そうだわ。 空調、フロントの子に見てもらいましょう。 電話する」 女性はベッドから下りると、壁際のデスクから受話器を取りあげた。 フロントが出たらしい。...
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由美と美弥子 312411view
「ずいぶん都合がいいね」「女はそういうものなの。 だから……。 毎回、たくさん、中に出してちょうだい。 なんだか、生理が戻りそうな気さえしてるの」「戻ったら困るじゃないか」「不便になっちゃうものね。 中出し出来なくなるから」「そしたら、彼氏みたいに顔にかけるわけ? せっかくの一発が、もったいない気がする」「若い証拠。 顔は、彼の分で十分足りてるわ。 あなたのは、子宮深くいただくから。 ほら、もう元...
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由美と美弥子 312219view
「あが。 あがが」 女性の顔がシーツに横倒しになった。 口元あたりのシーツに、染みが広がっていた。 よだれを垂れ流しているのだ。 それほどまでにいいのか。 女性に、そこまでの悦楽を与えている自分が信じられなかった。 30過ぎまで童貞だった自分がだ。 これまでの人生を、取り戻しているみたいだ。「い、いぐ……。 いぐいぐいぐいぐ」 女性は声を裏返し、サイレンのようにわめき始めた。 ビジホで隣の部屋に客...
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由美と美弥子 31208view
■ 覗き男と女性の関係は、もちろんあのホテルが最後ではなかった。 むしろ、あれが最初だった。 2人は、逢瀬を続けた。 そう。 逢瀬と呼んでもいいだろう。 少なくとも、脅迫者と被脅迫者の関係ではなかった。 2回目からは、ラブホテルを利用するようになった。 2時間ほどのショートタイムでの利用なら、3,000円程度だ。 もちろん、2人分の料金だった。 1度関係を持ってしまえば、もうシティホテルを気取る必...
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由美と美弥子 31198view
「Gスポット」「これが?」「そう」「あなたのおちんちんの先を……。 おろし金にかけるみたいにして擦ってちょうだい。 腰を上下させればいいの」 男はシャワーハンドルを握り直すと、慎重に上下動を始めた。 亀頭の先が膣壁にあたる度に、ザラッとした感触がある。 まるで、数の子の粒を一面に貼り付けたおろし金のようだった。 そこに、亀頭の裏を滑らせる。「あひぃ。 いぃ。 いぃ。 もっと。 もっと」 完全に奉仕...
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由美と美弥子 3117104view
肉のない尻の割れ目はぱっくりと開き、皺の収斂する肛門が剥き出しになっていた。 そしてその下方では、女性器が開いている。 表面を、水滴ではない滑りが覆っているように見えた。 下方で陰唇の結ばれる箇所には、茹でたイクラにも似た大ぶりのクリトリスが覗いている。 それが常態ではないことは、経験のない男にもはっきりとわかった。 ネットで、無修正動画をいつも見ていたからだ。 皮を脱ぎ落としたクリトリスは、明...
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由美と美弥子 31159view
女性の身体が、釣りあげた魚のように跳ねる。 初老の女性に、これほどの躍動力が残っていたことに驚いた。 男は、女性が足を滑らさないように抱き留めながら、とどめの指を押しつけた。「が」 抱き留めた身体が硬直した。 女性の頭が仰け反った。 細らんだ形の良い鼻の穴が、ヒクヒクと痙攣している。 女性の顔を上から覗きこんだ男は、ぎくりとした。 死に顔だった。 目尻が避けるほど目を見開いている。 しかし、細い...
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由美と美弥子 31145view
「触って」 ぬるりとした生々しい感触が、指の腹を包んだ。 人体の感触ではなかった。 肌でさえない。 指先が、生暖かい粘液で包まれた。 男の脳裏には、好物の蓴菜《じゅんさい》が浮かんだ。「わかる?」「……?」「コリコリしてるの」 確かに、握ればぬるりと逃げるような粘液の中に、硬いしこりが埋もれていた。「そこが、乳首より敏感なところ。 クリトリス。 男性で云えば、亀頭ね。 勃ってるの、わかるでしょ? ...
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由美と美弥子 31123view
「今度は、石鹸で洗ってあげる」 女性はシャワーを止めてフックに掛けると、ボディソープのボトルをプッシュした。 手の平で泡立て、男の肌に塗る。 泡の滑りと、女性の手の平の感触……。 男には覿面だった。「あら、勃って来た。 やっぱり若いわね」 女性の手の平が、陰茎を包む。 生々しい感触は、過酷なほどだった。「あ、あ。 そんなに触られると」「また出そうなの? 困ったちゃんね。 でも嬉しいわ。 わたしで、...
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由美と美弥子 31101view
「ぅ……。 あぅ」 男はオットセイのように鳴きながら、射精を続けた。「あらあら、大変」 女性は椅子を立ち、デスクのティッシュケースからティッシュを数枚引き出した。 男の前に戻ると、しゃがみこむ。 カーペットに落ちた精液を、重ねたティッシュで拭った。 男は、迫りあがりそうになる視線を、懸命に引き下げる。 女性の裸の背中から、細らんだ腰、そして張り出した尻が真下に見えた。 尻は骨張り、菱形をしていた。...
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由美と美弥子 310917view
「ほら、よく見なさい。 ひょっとして……。 女性のここ、間近で見るの初めて? お気の毒ね。 それが還暦間近の女のものだなんて。 でも、わたしのは、案外、若作りなのよ。 彼にも褒められるわ。 奥さんのより若いって。 子供、産んでないからかしら?」 饒舌なのは、恥ずかしさを誤魔化すためだろうか。 しかし、そんなことはどうでもいい。 夢にまで見たものが、眼前にあるのだ。 皺の寄った下腹。 陰毛には白髪が...
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